ブログを始めたい、または始めたばかりで、1記事に丸1日かかって落ち込んだことはありませんか。「自分だけ遅いのでは」と感じると、続ける気力が削られていきます。
- 1記事書くのに何時間かかるのが普通?
- AIを使えばすぐ速くなるの?
- サイトを作るだけで何日もかかる?
結論から言うと、4年目の私は1記事70分です。始めた頃は20時間以上かかっていました。AIを入れただけでは8時間止まりで、書き方の決まりを整えてから70分になっています。4サイト目の立ち上げは225分でした。
この記事を書いている私は、個人でWebサイトを4年運営し、3サイトで100記事以上を公開してきました。副業では医療分野のライターをしています。
本文の70分と225分は、2026年9月に工程ごとに計った実測です。20時間・8時間・3時間は当時の作業記録から出した目安で、平均値や他人の調査は使っていません。
くろぶち速くなったのは慣れではなく、決め事が増えたからでした。
- 20時間が70分になった4段階
- 記事1本70分の工程別の内訳
- サイト立ち上げ10工程の実測時間
自分がいまどの段階にいるか分かると、次に何を整えれば速くなるかが決まります。時間の見積もりが立てば「今月は3本」と現実的に計画でき、副業の時間を無理なく回せるようになります。
ブログ1記事にかかる時間は70分(2026年9月)
まず、いまの私が1記事にかける時間です。前提は次の3つ。運営4年目で、書き方の決まりを1つのファイルにまとめてあり、画像はAIで生成したものをほぼそのまま使っています。
記事の長さは4,000〜5,000字が中心で、内容が軽い記事は3,000字台です。この長さの記事を、構成が決まった状態から書き始めて70分で公開まで持っていきます。
| 工程 | 時間 | 含む作業 |
|---|---|---|
| 執筆 | 40分 | 決まった構成に沿って本文を書く。 AIに下書きを出してもらい、 事実と体験を自分で入れる |
| 入稿 | 10分 | 見出し・装飾・表・ 内部リンク・メタ情報の設定 |
| 画像 | 20分 | アイキャッチ1枚。 AIで生成し、文字の誤りを 確認して形式を変換 |


この記事の表は、このメモから起こしています。
執筆40分
40分で書けるのは、書く前に構成が決まっているからです。導入の順番、見出しの本数、文の長さ、語尾まで決めてあるので、迷う時間がありません。
入稿10分
入稿はほぼ機械作業です。装飾の種類を絞ってあるので、どのブロックを使うか考える必要がないからです。
画像20分
画像は生成そのものより、文字の確認に時間を使います。生成画像の日本語は崩れることがあり、崩れたら再生成が要ります。



執筆より画像に時間がかかる日もあります。文字化けの再生成が入ると30分になります。
20時間が70分になるまでの4段階
「AIを使えば速くなるのか」と聞かれたら、私の答えは「AIだけでは足りなかった」です。1記事の時間は、4つの段階を経て縮まりました。
| 段階 | やり方 | 1記事の時間 |
|---|---|---|
| ① | 自分で調べて自分で書く | 20時間以上 |
| ② | 文章生成AI(GeminiやChatGPT)に 書かせて直す | 約8時間 |
| ③ | Claudeに切り替える (決まりはまだない) | 約3時間 |
| ④ | 書き方の決まりを 1つのファイルにまとめる | 70分 |
①の頃は、調べる・構成を考える・書く・直すがすべて自分の手作業です。1記事に3日かけることも珍しくなく、公開できた記事の数も伸びませんでした。
AIを入れただけでは8時間だった理由
②でAIを導入しても、8時間かかりました。理由は2つあります。
1つ目は、構成と文章を毎回ゼロから作らせていたことです。何をどの順で書くか決めていないので、出てくる文章の方向が毎回ぶれました。
2つ目は、出てきた文章を直す時間が消えなかったことです。事実の誤りや、読みにくい言い回しを直すうちに、自分で書き直す部分が増えていきました。
③でClaudeに切り替えると、構成と文章の精度が上がり、直す量が減って約3時間になりました。ここは私の体感で、ツールの優劣を一般化するものではありません。
3時間から70分に縮めたのは決め事
③から④への差は、AIではなく決め事です。導入の順番、見出しの本数と字数、使う語尾、画像の指定文をすべて先に固定しました。
AIに渡す前提が毎回同じになると、出てくる文章のぶれが消えます。直す作業がほぼなくなり、執筆は40分に落ち着きました。
決め事を作る前は「AIの出力を直す」のが仕事でした。作った後は「決め事どおりか確認する」だけになりました。同じAIを使っていても、作業の中身が変わっています。



AIを変えただけでも半分以下になりました。それでも、決まりを作るまでは3時間止まりでした。
4サイト目の立ち上げにかかった時間は225分
記事の時間とは別に、サイトを作る時間も計りました。2026年9月17日、4サイト目を立ち上げて公開するまでの10工程です。
| 工程 | 時間 |
|---|---|
| 基本設定 | 10分 |
| プラグイン | 10分 |
| デザイン設定 | 30分 |
| プロフィール・固定ページ | 30分 |
| メニュー・ウィジェット | 15分 |
| 記事入稿(2本) | 40分 |
| SEO・OGP設定 | 15分 |
| サーバー側の設定 | 10分 |
| 画像(アイキャッチ2枚) | 15分 |
| 公開・計測登録 | 50分 |
| 合計 | 225分 |
時間がかかった工程の上位3つ
1位は公開・計測登録の50分です。ここには後述するつまずきの20分が入っています。
2位は記事入稿の40分。2本で40分なので1本20分です。既存サイトでは1本10分なので倍かかっていますが、初回はデザインを見ながら装飾を調整したためです。
3位はデザイン設定と固定ページの各30分。色や文字の大きさを決める作業と、運営者情報・問い合わせ・プライバシーポリシーの3ページを作る作業です。
順調なら3時間半
つまずきの20分を除くと205分、約3時間半です。手順が頭に入っていれば、サイトは1日で公開まで持っていけます。
1つ目のサイトは、質問できるAIがなかった頃に自分で検索しながら作りました。
1日目にWordPressを何とか立ち上げ、2〜3日目でプラグインとデザインを決めて、それなりの形にするまで3日。
4つ目は同じ作業を1日で終えています。差は手順が頭に入っているかどうかだけです。



1つ目のサイトとの差は、知識より手順の差でした。
時間が溶けた場所と見切りの基準
225分のうち、予定外だったのは公開直前の20分です。サイトマップが表示されない不具合が出ました。
よくある原因を一通り確認しても解決しなかったので、20分で原因究明をやめました。別のプラグインでサイトマップを作り直し、そのまま公開しています。
見切りの基準は時間ではありません。「よくある原因を一通り確認して解決しなければ、公開に必要な機能を別の手段で満たして先に進む」です。
原因を探す作業は公開後に回せますが、公開を遅らせた1日は戻りません。



原因不明のまま進むのは気持ち悪いです。それでも、公開が1日遅れるほうが損だと考えました。
70分に含まれていない時間
「本当に70分で全部終わるのか」と思った方のために、含まれていない時間を書いておきます。70分は、構成が決まった状態から公開までの時間です。
含まれていないのは、キーワード選び、上位記事の確認、構成案づくり、公開後の判定作業、リライトです。
私の場合、AIに調査と提案をしてもらって、キーワード選びに20分、上位記事の確認に20分、構成案に30分、判定作業に20分が目安です。
つまり1記事の全工程は、目安で2時間半前後になります。70分だけを見て「1日3本書ける」と計算すると、計画が崩れます。
この記事の制作時間も計りました。他の作業と並行しながらの記録なのでおよその値ですが、本文執筆40分・入稿20分・画像15分・判定の準備10分でした。
入稿が20分なのは、立ち上げたばかりのサイトで設定を確かめながら進めたためで、既存サイトの10分より長くなっています。
判定作業とは、公開した記事を28日後と60日後に見て、順位と表示の有無を記録することです。判定の日まで記事を触らない理由は、別の記事に書いています。



構成が固まる前に書き始めると、70分では終わりません。
これから始める人の時間の見積もり方
最後に、これから始める人がどう見積もればよいかです。私の数字をそのまま使うのではなく、自分の段階に合わせて使ってください。
自分の段階で見積もりを変える
先ほどの4段階のどこにいるかで、1記事の見積もりは変わります。①なら1記事1日、②③なら半日、④で1〜2時間が私の実測に近い目安です。
いま①や②にいる人が、いきなり70分を目指す必要はありません。まず決め事を1つ作ると、次の記事から時間が読めるようになります。
立ち上げは1日で終わる前提にする
サイトの立ち上げは、手順が分かっていれば半日、初めてなら1日の予定を取ってください。そのうえで、つまずき用に1時間の余白を足しておくと計画が崩れません。
工程を分けて計る
記事の時間は「執筆・入稿・画像」を別々に計ってください。合計だけ計ると、どこが遅いのか分からず、次に何を直せばよいかも決まりません。
最初の10記事は毎回記録すると、自分の数字ができます。他人の数字を目安にするのは最初の1回だけで十分です。
立ち上げ10工程と記事1本の3工程、4段階の自己チェック欄を1枚にまとめました。印刷してそのまま記入できます。



他人の数字を目安にするのは最初の1回だけ。2回目からは自分の記録が目安になります。
まとめ
ブログ1記事にかかる時間は、私の場合20時間以上から70分まで縮まりました。縮めたのはAIそのものより、AIに渡す前提を固定した決め事です。
サイトの立ち上げは4サイト目で225分、順調なら3時間半でした。
- 1記事70分の内訳は執筆40分・入稿10分・画像20分(2026年9月時点)
- AIを入れただけでは8時間。決め事を作って70分になった
- 70分に構成づくりは含まれない。全工程の目安は2時間半前後
数字はすべて2026年9月に私が計った実測で、平均値は使っていません。自分の数字を持てば、副業の1か月が「頑張る」ではなく「計画」になります。
まず1記事、工程を分けて時間を計ってみてください。時間が取れずに止まりそうなときは、ブログが続かない理由を書いた記事も読んでみてください。



