ブログが続かない理由は3つ|4年続けた私も2サイトは止まった

ブログの更新が止まって数週間。「自分は続かない側の人間なのか」と思っていませんか。私も、止まったサイトを2つ持っています。

  • ブログが続かない理由って結局なに?
  • 続いている人は何が違うの?
  • 止まった自分は、もうやめたほうがいい?

結論から書きます。ブログが続かない理由は「時間」「書くこと」「管理」の3つに集約されます。ただし、私の止まった2サイトは、どれでもなく「目的」で止まりました。

この記事を書いている私は、2022年7月から4年で4サイトを作り、いまは3サイトとこのサイトを運営しています。4サイトのうち2つは、ほぼ止まっています。

本文の記事数・作業時間・止まった時期は、4サイトの管理表と管理画面から拾った実数です。一般論の理由や、他人の調査だけで書いた数字はありません。

くろぶち

「4年続いた」と言うと聞こえはいいですが、止まったサイトが2つあります。

この記事で分かること
  • よく見る「3年で3%」の出どころと、報告書が実際に出している数字
  • 4サイトの開設月・書いた本数・公開中の本数・止まった時期
  • 止まった2サイトの本当の理由と、続いた側の決め事3つ
  • 続けるか止めるかをサイト単位で決める棚卸しの手順(シート付き)

読み終えるころには、自分が止まった理由を3つの中から選べます。続けるか止めるかを、月1回サイト単位で決める手順も持ち帰れます。

目次

ブログが続かない理由は3つ(総務省の実測)

ブログの継続率を調べると、「1年続くのは30%、2年で10%、3年で3%」という数字によく出会います。出どころは総務省情報通信政策研究所の「ブログの実態に関する調査研究」(2009年3月)です。

「3年で3%」は調査結果ではない

原文を読むと、この3つは推計の手順を説明する図に置かれた「更新継続率モデル」の値でした。調査で出た結果ではありません。

数字だけが独り歩きして、多くの記事が調査結果として引用しています。私も原文を読むまで、そのまま信じるところでした。

報告書が実測で出した理由3つ

報告書が実測として出している数字を並べます。開設から6か月後にも更新が続いていたブログは24.3%でした。

項目数字
開設から6か月後も
更新が続いていたブログ
24.3%
公開中のブログのうち
月1回以上更新されているもの
(2008年1月)
18%
やめた理由1位
「更新する時間がなかった」
35.6%
やめた理由2位
「書くことがなくなった」
25.5%
やめた理由3位
「サイトの管理が面倒になった」
22.8%
「アフィリエイトで儲からなかった」5.9%
出典:総務省 情報通信政策研究所「ブログの実態に関する調査研究」(2009年3月・PDF)
やめた理由は2008年2月にブログ開設経験者2,351人へ行ったアンケート(複数回答)

やめた理由の上位3つは、時間・書くこと・管理の順です。

注意点が1つあります。無料ブログが中心で、収益目的のブログが少ない時代の数字なので、今の副業ブログにそのまま当てはめず、順位だけを見てください。

くろぶち

3%の出どころは原文を読んで分かりました。推計の図の説明だったんです。

自分の止まり方はどれか

ブログが続かない理由として、ほかの記事でよく挙がる項目も、この3つのどれかに入ります。

自分の止まり方はどれか
  • 更新の時間が取れない → 時間
  • 1記事に時間がかかりすぎる → 時間
  • ネタが切れた → 書くこと
  • 目標や目的がはっきりしない → 書くこと
  • 完璧を求めて公開できない → 書くこと
  • 順位や設定をいじる作業が面倒 → 管理
  • アクセスや収益が出ない → 3つの外(報告書では5.9%)
  • ほかの人と比べて落ち込む → 3つの外

「3つの外」に印が付いた人は、この先の私の話が当てはまります。

4年で4サイト作って2つ止まった記録

私が2022年7月から作ったサイトは4つで、4サイトのうち2つが止まっています。ジャンルと開設月、書いた本数と公開中の本数を並べます。

スクロールできます
サイトジャンル開設書いた本数公開中状態
最初のサイトファッション2022年7月62本38本新規記事は2024年3月で停止
手直しのみ
サイトA服のサブスク2024年4月70本60本運営中
サイトB医療職のキャリア2026年2月22本21本運営中
サイトCメンタル系(note)2025年7月38本36本2026年5月で停止
再開予定
4サイトの記事数と状態(2026年9月25日時点)
「書いた本数」と「公開中」の差は削除か統合した本数
最初のサイトの投稿一覧。日付順で先頭の公開日が2024年3月28日 以後の新規記事はない。
最初のサイトの投稿一覧(2026年9月25日時点)

止まり方は、月ごとの公開本数で見ると分かりやすくなります。サイトCは2025年7月に22本、8月に5本、9月に3本。そこから6か月の空白があり、2026年5月に6本を出して、以後は止まっています。

サイトCの月別記事数。2026年5月6記事、2025年9月3記事、8月5記事、7月22記事。
サイトCの月別記事数(2026年9月25日時点)

最初のサイトは2022年7月から2024年3月までの20か月で62本。それ以降、新規記事はありません。

一方で、サイト運営そのものを止めた月は4年で一度もありません。1つのサイトが止まった月には、別のサイトが動いていました。止まらなかったのはサイトではなく、サイト運営のほうでした。

くろぶち

最初のサイトは月5,000クリックまで伸びたのに止めました。理由は次の見出しで。

止まった理由は時間でもネタ切れでもなかった

止まった2サイトには、それぞれ別の理由がありました。どちらも総務省の3つには入りません。

最初のサイト:収益に向かないと分かった

最初のサイトは、月間5,000クリックを超えるまで伸びました。それでも止めました。

理由は、伸びたジャンルがアフィリエイトに向いていなかったからです。クリックが増えても、収益の見込みは立ちませんでした。

副業として始めたサイトだったので、気持ちを正直に書くと「収益が望めないなら、続けても意味がない」でした。2024年4月に収益に向いたジャンルでサイトAを立ち上げ、最初のサイトは手直しだけにしています。

失敗談:62本書くまで相性を確かめなかった

最初のサイトで初めて確定報酬が出たのは2023年5月28日、楽天アフィリエイトの237円です。開設から11か月目でした。そこから62本まで走りました。

いまなら10本の時点で確定報酬の見込みを見て、続けるか移すかを決めます。

サイトC:書きたい記事を書き終えた

サイトCは別の理由です。書きたい記事を書き終えました。

いまは生活のために収益が出るサイトを優先しています。役に立つ内容だと思うので、落ち着いたら再開する予定です。

2つに共通するのは、時間でもネタ切れでもなく「目的とサイトの相性」です。総務省の順位でいえば、5.9%の「儲からなかった」側に近い止まり方でした。

くろぶち

「収益が望めないなら続けても意味がない」。当時の本音はこれでした。

時間の壁は1記事の時間で越えた

総務省で1位の「時間がなかった」に、私の場合を当てます。

本業と並行した3年の時間

2022年7月から2025年5月までは、本業と並行してサイトを運営していました。運営にあてた時間は週38.5時間ほど(平日4.5時間・休日8時間の目安)です。

それでも1記事に20時間以上かかっていたので、週に書けるのは計算上2本弱が上限でした。時間があっても本数はなかなか増えませんでした。

1記事の時間4段階

2025年6月に在宅ワークへ切り替え、運営時間は週70時間ほどになりました。ただ、本数が伸びた理由は時間よりも1記事の速さです。

時期変えたもの1記事の時間
2022年
7月〜
手作業(AIなし)20時間超
2025年
6月〜
ChatGPTとGeminiを
有料プランで併用
約8時間
2026年
3月〜
Claudeへ切り替え約3時間
2026年
6月〜
執筆ルールと自分の情報を
Claudeに渡した
70分
1記事にかかる時間の推移
(当時の記録からの目安。70分は2026年9月の実測)

時間を増やすより、1記事の時間を20時間超→70分へ下げるほうが続きました。4段階の内訳(執筆・入稿・画像の時間)は、次の記事で工程ごとに計っています。

成果が出るまでの時間

時間の壁には、もう1つ「成果が出るまでの時間」があります。最初のサイトで確定報酬が初めて出たのは、開設から11か月目でした。

公開した記事の順位が上がるまでにどれだけ待ったかは、検索順位はいつ上がる?(28日待った実測)に書いています。

くろぶち

週70時間は真似しなくていいです。1記事の時間を下げるほうが先。

続いた側が守っている決め事3つ

総務省で3位の「管理が面倒」は、私も感じています。ただ対処は「面倒を減らす」ではなく「迷う場面を決め事にする」でした。面倒を減らすのではなく、迷う場面を減らしました。

判定日まで記事を触らない

公開かリライトの日から28日後と60日後だけ順位を見て、それ以外の日は見ません。

サイトC以外では、順位を毎日見て、下がるたびに書き直していた時期があります。書き直しが重なると、どの変更が効いたのか分からなくなり、次に何を直すかで迷います。

判定日の決め方はリライトの効果はいつ判定する?(判定ルール4つ)にまとめました。

記事の一覧表で判定日を管理する

サイトごとに1記事1行の表を持ち、公開日を入れると判定日が自動で出ます。毎朝やることは、今日の日付を1か所更新するだけです。

月初に1回だけ全体を見直す

記事数・クリック・収益をサイト単位で見て、次の1か月に書く記事を決めます。それ以外の日は、記事を書くことに時間を使います。

くろぶち

決め事は3つで足ります。増やすと決め事の管理が面倒になりますよ。

続けるか止めるかは月1回サイト単位で決める

「ブログを続ける」を「このサイトを続ける」に分けると、サイトを止めた判断が失敗ではなくなります。私が毎月やっている棚卸しは、手順3つと表1枚です。

棚卸しの手順3つ

  1. サイトごとに1行で書く:開設月・書いた本数・公開中・月間クリック・確定報酬・目的
  2. 目的と数字が合っていないサイトを「止める」「移す」「残す」のどれかに振り分ける
  3. 毎月4日に更新する(前月の数字がそろう日)

私の棚卸し(2026年9月)

スクロールできます
サイト目的数字の現状判断
最初のサイト収益月5,000クリック超まで伸びたが
収益は小さい
残す
(手直しのみ)
サイトA収益公開中60本
直近16か月で1.13万クリック
続ける
サイトB収益公開中21本
2026年2月開設
続ける
サイトC役に立つこと公開中36本
書きたい記事は書き終えた
止める
(再開予定)
このサイト実測の公開この記事で9本目続ける
私のサイト棚卸し(2026年9月25日時点)
サイトAの検索パフォーマンス。直近16か月の合計クリック数1.13万、合計表示回数35万、平均CTR3.2%、平均掲載順位10.6。
サイトAのSearch Console
(直近16か月・2026年9月25日時点)

止めたサイトが1つあっても、運営は続いています。判断の単位をサイトにすると、止める決断が軽くなり、次のサイトへ移るのが早くなります。

棚卸しに使っている表を、そのまま書き込める形にしました。5サイト分の欄と、判断の目安を1枚にまとめています。

くろぶち

1サイト止めても運営は止まりません。次のサイトに移すだけです。

まとめ:続かないなら理由を3つの中から選ぶ

ブログが続かない理由は、総務省の実測では「時間」「書くこと」「管理」の順でした。よく見る「3年で3%」は推計モデルの値で、調査結果ではありません。

私の4サイトのうち2つは、その3つのどれでもなく、収益という目的とジャンルが合わなくなって止まりました。

  • 続かない理由の上位は時間・書くこと・管理(総務省の実測。3%は調査結果ではない)
  • 私の止まった2サイトは、目的とジャンルが合わなくなって止まった
  • 続けるか止めるかはサイト単位で、毎月4日に決める

止まった理由が分かれば、次のサイトは同じ止まり方をしません。続けるか止めるかは、サイト単位で月1回決めれば足りますよ。

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