クラウドワークスの時間単価1,500円|手取りは最低賃金並み

クラウドワークスのプロフィールで、時間単価の欄に何円と書けばいいか迷ったことはありませんか。私も最初は、なんとなく1,000円と書いていました。

  • 時間単価はいくらにすればいい?
  • 手数料を引くと、いくら残るのかな?
  • 文字単価の案件は、時給にするといくら?

結論から言うと、私の時間単価は1,500〜3,000円です。下限の1,500円は手数料を引くと手取り1,170円で、10月から順次上がる最低賃金とほぼ同じ高さでした。

私は総合病院で17年働いたあと、在宅で仕事をしています。2026年6月からクラウドワークスで応募を続け、9月26日までに90件応募して、契約できたのは3件です。

本文の数字は、自分のプロフィール設定と出金明細、応募管理シートから拾った実額です。作業時間だけは記録がないため、目安と書き分けます。

くろぶち

1,500円に上げたとき、手数料のことは考えていませんでした。

この記事で分かること
  • 時間単価1,500円の手取りと最低賃金
  • 文字単価の案件を時給に直す式
  • 下限より安く受けた3件の実際の時給

自分の手取りから逆算すれば、プロフィールに書く額が決まります。応募する前に手取りの時給が分かるので、受けてから後悔する案件も減らせます。

目次

プロフィールの時間単価は1,500〜3,000円

クラウドワークスのプロフィールには、時間単価を書く欄があります。私はこの欄を1,500〜3,000円にしています。

クラウドワークスのワーカー情報編集、時間単価の欄。1500円から3000円、稼働可能時間は週20〜30時間、税抜と税込の表示はない。
クラウドワークスのワーカー情報編集の画面
(2026年9月26日時点)

時間単価の欄に税抜・税込の表示はありません。

下限1,500円を決めた理由

1,500円にしたのは2026年5月27日です。プロフィールを作り直したとき、AIの提案で1,000円から上げました。

理由は2つでした。1,000円は未経験の人の相場に見えること、実績がゼロでも検討してもらえる高さに収めたいことです。

このとき、手数料と手取りは計算に入れていませんでした。1,500円は相場を見て決めた数字で、手取りから逆算した数字ではありませんでした。

上限3,000円の決め方

上限の3,000円は、幅を見せると単価の相談に応じる人に見えるという理由で入れました。

時間単価で実際に出した額は1,100〜2,000円で、3,000円で出したことはまだありません。7月には評価を1件ほしくて、下限より安い1,100円で出しています。

自分の基準が1,000円ずれていた

9月10日には、もう1つのずれに気づきました。AIと作った「応募する案件を選ぶ基準」が時給2,500円のままで、公開している下限より1,000円高かったのです。

自分の基準のほうが厳しく、応募先を狭めていました。この日に基準を1,500円へ揃えています。

あわせて、危ない理由がなければ応募して確かめる方針に変えました。経緯は4か月82件応募した記録に書いています。

くろぶち

公開している額と自分の基準が、1,000円ずれていました。

手数料を引くと手取りはいくら?

手取りは、手数料の引かれ方と、税抜・税込の数え方で変わります。私の数字で順に見ていきます。

手取りは契約金額の0.78倍

クラウドワークスでは、税込の契約金額から22%のシステム利用料が引かれます。手元に残るのは0.78倍です。

プロフィールの時間単価手取り(0.78倍)
1,500円1,170円
2,000円1,560円
2,500円1,950円
3,000円2,340円
システム利用料22%を引いた額(2026年9月26日時点)。振込手数料は含みません

8月の出金明細では、税込3,000円の契約から660円が引かれていました。明細の見方は、手取り62%だった8月の明細で細かく書いています。

クラウドワークスの出金明細。2026年8月 契約金額3000円からシステム利用料660円が引かれ2340円
2026年8月の出金明細

私の下限1,500円は、手取りにすると1,170円です。

ほしい手取りから逆算する

逆に、ほしい手取りから決めるなら、0.78で割った額をプロフィールに書きます。

手取りで1,300円ほしければ1,667円、1,500円ほしければ1,923円です。

手取りと額面を取り違えかけた

9月10日に基準を揃えたとき、最初は「手取り1,500円」で線を引きかけました。

0.78で割ると額面1,923円になり、公開している1,500円より400円以上厳しい基準になるところでした。

税抜と税込で手取りが変わる

プロフィールの欄には税抜・税込の表示がなく、時間単価制の応募フォームは税抜で入れる仕組みでした。

税抜1,500円で契約すれば、税込1,650円から引かれて手取りは1,287円です。

固定報酬の案件は税込と税抜の表示が混ざっているため、私は低いほうの1,170円で線を引いています。

くろぶち

手取りと額面を混ぜると、基準が400円以上ずれます。

最低賃金と比べるとどうか

時間単価の決め方を聞いたQ&Aには、「最低賃金以上の額を書けばよい」という答えがありました。

額面なら1,500円はこの条件を満たしますが、手取りで比べると話が変わります。

2026年度の最低賃金は、全国加重平均が1,177円、最も高い都道府県で1,280円です(厚生労働省)。10月1日から12月2日にかけて順次発効する予定です。

スクロールできます
数え方手取り比べた最低賃金差
税込とみなす1,170円全国加重平均1,177円7円下
税抜で契約1,287円最高額1,280円7円上
最低賃金は2026年度の改定額
(厚生労働省・2026年9月3日公表)

どちらで数えても、下限1,500円の手取りは最低賃金とほぼ同じ高さでした。9月までの全国加重平均は1,121円なので、1,170円なら49円上だったことになります。

未経験の相場より高いつもりで決めた額が、手取りでは最低賃金の線に並びました。

業務委託の報酬に、最低賃金は適用されません。ここでは自分の額を確かめる物差しとして使っています。

くろぶち

額面で超えていても、手取りでは並ぶことがあります。

文字単価の案件は時給いくら?

記事の案件は、文字単価か1記事◯円で書かれていて、時給が分かりません。自分の書く速さを使えば、時給に直せます。

文字単価を時給に直す式

文字単価 × 1時間に書ける字数 × 0.78 = 手取りの時給

私は自分の知っている内容なら、自力で1時間に約2,000字書けます。AIを使えば5,000字も書けますが、見積もりには自力の速さを使います。

文字単価1時間の額面手取りの時給
0.75円1,500円1,170円
1.0円2,000円1,560円
1.5円3,000円2,340円
2.0円4,000円3,120円
1時間2,000字は私の目安。リサーチと修正の時間は含みません

1時間2,000字なら、文字単価0.75円で私の下限と同じ手取り1,170円になります。

この計算には、リサーチと修正の時間が入っていません。調べながら書く内容なら字数は落ちるので、自分の字数に置き換えて使ってください。

1記事◯円の案件の直し方

1記事◯円の案件は、字数で割って文字単価にしてから同じ式に入れます。1記事3,000円で2,000字なら、文字単価は1.5円です。

1時間2,000字で書ければ手取りの時給は2,340円で、私の下限を上回ります。

手取りの逆算と文字単価の換算を、書き込める1枚にまとめました。応募時の見積もり時間と実際の時間を並べる欄もあります。

くろぶち

1時間に何字書けるかで、同じ単価でも時給が変わります。

下限より安く受けた3件の時給

ここまでの計算どおりに受けられたかというと、できていませんでした。9月26日までに契約した3件を、手取りの時給に直します。

スクロールできます
仕事契約金額作業時間(目安)手取りの時給
広告LP 4,000字3,000円(税込)初稿3時間・修正込み10時間超780円(初稿のみ)
画像1枚500円(税抜)2時間約215円
バナー1枚500円(税込)3時間130円
手取りはシステム利用料22%を引いた額。作業時間は記録がないため目安

3件とも、公開している下限より安い時給で受けていました。

広告LPは下限割れを承知で受けた

広告LPは、応募した時点で下限を割ると分かっていました。評価が0件の時期で、最初の1件がほしかったからです。

文字単価は0.75円で、1時間2,000字なら下限ちょうどの計算でした。構成と文章の土台はAIと相談しながら作り、初稿は3時間です。

そのあと修正を2回受けて、作業は10時間を超えました。

画像とバナーは見積もりの8〜9倍

画像とバナーは、応募するときに「1枚15分なら」「20分なら」下限を超えると計算していました。どちらも完了した実績を積むために受けた案件です。

実際は構成から納品まで2時間と3時間で、見積もりの8倍・9倍かかりました。

3件のうち2件は、手取りの時給が下限の4分の1にも届いていません。

くろぶち

時給の計算より、時間の見積もりのほうが外れていました。

時間単価を決める前の確認リスト

上位の記事が共通して取り上げている項目を、私の場合に当てはめて1つにまとめました。

時間単価を決める前の確認リスト
  • 時間単価制の仕組み
    仮払いのあとに作業し、タイムカードで打刻した時間の分が週ごとに支払われる(公式ガイド)
  • 相場
    上位の記事では、データ入力で1,000〜1,400円、ライティングで1,200〜2,500円前後が挙がっている
  • 手数料
    税込の契約金額から22%が引かれる
  • 源泉徴収
    応募フォームでチェックを入れると、本名と住所が相手に開示される
  • 時間単価に入らない時間
    新着の確認・応募文・返事待ち

相場より手取りの線を先に決める

相場の数字より、自分の手取りの線を先に決めると迷いません。相場は仕事の種類で倍近く違い、必要な手取りは人によって違うからです。

時間単価に入らない時間がある

時間単価に入らない時間も大きくなります。私は4か月で、新着の確認と応募に約55時間使いました。

受け取った報酬で割ると時給は約40円で、内訳は78件応募して受注1件の記録にあります。

くろぶち

相場を調べる前に、自分の手取りの線を決めます。

10月から変えること|下限は据え置く

最低賃金は10月から順次上がりますが、プロフィールの1,500円は据え置きます。継続の依頼が来るまでは、額より完了した実績を優先するためです。

3件が安くなった原因は、公開している額ではなく時間の見積もりでした。額を上げても、見積もりが甘いままなら同じことが起きます。

上げるのは額ではなく、作業時間の見積もりの精度にしました。10月から、次の2つを応募のたびに行います。

実際にかかった時間で時給を出す

固定報酬の案件は、同じ種類の仕事で実際にかかった時間で時給を出します。画像なら2時間、バナーなら3時間です。

この時間で計算すると、1枚500円の画像やバナーは手取りの時給が130〜215円になります。応募するときは、この時給になると分かったうえで決めます。

見積もりと実際の時間を並べる

応募時に見積もった時間を応募管理シートに書き、納品後に実際の時間を横に並べます。

記録が残っていれば、次に同じ種類の案件を見たとき、見積もりではなく記録した時間で計算できます。

くろぶち

額を上げる前に、自分の時間の見積もりを直します。

まとめ|時間単価は手取りの線から決める

プロフィールの時間単価は、相場より先に自分の手取りの線から決める。4か月やってみた私の結論です。

  • 下限1,500円は手取り1,170円で、最低賃金とほぼ同じ高さ
  • 文字単価の案件は「文字単価×1時間の字数×0.78」で時給に直す
  • 受けた3件は、時間の見積もりが甘くて下限を割った

まず次の応募で、見積もった時間を1行書き残してみてください。応募する前に見送る条件の決め方は、次の記事で書いています。

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